現在では日本国内でも大勢の女性起業家が活躍し、私も起業して成功したい!
と、簡単にいっても、起業はするには知識やお金も必要になるので、なかば諦めている方は多いのではないでしょうか。
しかし、「起業」と単語だけ見ると難しそうに感じますが、起業には様々なスタイルがあり、特に女性におすすめなのが「プチ起業」。名前程度は聞いたことがあるかと思いますが、最近は女性のプチ起業がどんどん増えているのです。
でも、プチ起業するにしてもどんな種類の職種が良いのか?さらに、失敗したらどうしよう!なども躊躇わせるポイントですよね。そこで今回は、成功しやすい職種の特徴や、プチ起業におすすめの職種の種類をご紹介いたします。
目次
1、起業して成功しやすい職種とは?
成功しやすい職種とかあるの?と感じられますが、成功するということは売り上げをあげて利益を得ることですよね。
まず、ビジネスのスタイルを大きく分けると、
- フロービジネス
- ストックビジネス
と、2つのタイプに分かれ、先に結論からいっておくと、成功しやすい職種のスタイルは「ストックビジネス」。ただし、あくまで理論上の見解なので、フロービジネスが駄目というわけではないので、間違いのないようにご覧ください。
➀フロービジネス
フローとは英語のflow(流れ)。
「単発型」ビジネスと呼ばれ、1回の取引でお客さまとの関係が一旦終わってしまい、継続的な売上がでないビジネス形態。簡単に表現すると、フロービジネスはその都度の取引で収入をあげているスタイルです。
フロービジネスは、自分が働かないとお金が入ってこないビジネスとして代表的な業種は、
- 飲食業
- 小売業
- サラリーマン、公務員、弁護士、医者・・・
などが挙げられます。
➁ストックビジネス
ストックとは英語のstock(貯蔵、蓄え、蓄積)といったような意味。
「継続型」ビジネスと呼ばれ、1度お客さんとの取引が始まると関係が続き、継続的な売上が見込めるビジネス形態です。簡単に言えば、継続的な売上が期待できるビジネス形態といえます。
ストックビジネスは、一度仕組みを作ってしまえば、お金が入ってくるビジネスとして代表的な業種は、
- 銀行、金融業
- インフラ関連業(電気・水道・ガス)
- レンタル業
などが主に挙げられます。
以上、違いを見てもらいましたが、成功しやすいといわれ実際に成功しているケースが多いのが「ストックビジネス」です。
金融関係やインフラ関係の仕事が代表的な職種ですが、その他にもカウンセラーなどの相談業や、現在のインターネットの拡大により、IT関連の職種なども成功しやすい業種になります。
2、プチ起業におすすめの仕事の種類
起業する女性の中で、「プチ起業」でビジネスを行う女性が増えています。そのプチ起業とは、名前の通り小さな事業を立ち上げること。収入を得るのは勿論、事業に「意義」を求めるのがプチ起業の特徴です。
また、他の起業と同じように継続させることは難しいですが、万一失敗しても大きな損失がでないのもプチ起業が人気がある理由ではないでしょうか。
そこで、実際にプチ起業で事業を立ち上げるとき、どんな種類の職種が良いのか?
前項の説明した内容も多少気にしながらご覧ください。
ネットショップ系
自身でネットショップを開設したり、既にあるショップ上に出店したりして商品を販売する形態のビジネスです。
近年では、インターネットに疎い方でも簡単にネットショップが開設できるようになり、ご存知の通りネットショッピングの利用者も増えていることから、人気が高い仕事です。
ショップやサロンなどの実店舗系
ネイルサロン、エステサロン、スイーツ店、リサイクルショップ、飲食店などなど。自宅の一部を開放して、店舗を出店するケースが多いといいます。
誰でも入りやすい環境にこだわり、リーズナブルな価格設定にしておけば、口コミで広まり徐々に浸透して拡大していくケースが多い特徴があります。
また、店舗ではなく主婦の方などは子育てサロンを開設する方も大勢おられます。待機児童問題もありニーズは高く、出産や育児の先輩として「子育てアドバイザー」的な役割もでき、利益を追求せずに活動しているケースが多い特徴があります。
カルチャースクール系
英語教室、音楽教室、料理教室、体操教室、フラワーアレンジなどなど、自分が元々やってきたことや得意なことを活かして開設したり、勉強して資格を取得してから開設したりするケースもあります。
ママ世代や子どもを対象にする他にも、シニアを対象としているなど形態はさまざまで、地域の社交場にもなっているようです。
在宅ワーク系
Webデザイナー、ライター、グラフィックデザイナー、イラストレーター、システム開発、アフィリエイターなどなど。PCおよびWebに関する知識があり、パソコン1台あれば起業できる手軽さで人気が高まっています。
もともと就業していた企業との雇用形態を「請負」に替え、在宅またはフリーランスで起業するケースが多いといます。
以上のように、プチ起業といっても業種の種類は多岐に渡るので、まずは自分がしたいことを考えて、得意な分野を活かすようにすれば、飽きずに継続できるのではないでしょうか。
3、まとめ
女性が起業を目指す中で「プチ起業」で事業をおこす女性が増加しています。
プチ起業とは、小さな事業を立ち上げることであり、収入を得るのと同時に、「意義」を求めるのがプチ起業の特徴です。
ビジネスは、フロー・ストックの2つに分かれ、理論的には「ストックビジネス」の方が成功しやすいと言われています。
もちろん、フロービジネスで成功している方も大勢おられるので、これからプチ起業を目指す方は、ご紹介した職種の種類を参考にしていただき、まずは自分が長続きしなければ意味がないので、楽しみながら仕事ができるもので仕事を始めるようにしましょう。